「幸せ」と平和

皆さん「幸せ」感じてますか?

 平和って素晴らしい!しかたのないことかもしれないけれど、戦争を経験していない人々はどうしても、本当に戦争を経験した人々とは平和の感じ方が違うはず。皆さんは平和をどのように考えますか?

 戦争は、正義と正義の戦い。どちらも自分たちが正しいと思っている。正しさとは、それぞれの都合のこと。だから、絶対的正義は存在しない。

 今また、国家という、本来人々の「幸せ」のためにあるものが、様々な理屈をつけて自身を正当化し人々が大勢死ぬ戦争という選択肢を選ぶ。国家を維持するためのやむを得ない犠牲?なのだろうか?現在ある平和も多くの犠牲の上に成り立っている。もう二度と、悲惨な犠牲を払わないように。世界は、知恵を絞って、平和を維持してきた。

 権力が暴走しないように三権分立を考え出し、立憲制を考え出し、最高権力者に任期を設けることで権力の腐敗を防止しようとした。権力は必ず腐敗する。長い歴史の経験を無視し任期を事実上撤廃した段階で、制度的担保はなくなった。ロシアのウクライナへの侵攻はその時にすでに運命となったのかもしれない。権力者も権力者を利用する人も必ず現れる。我々人類は、また愚行を繰り返すのだろうか?

 どちらが正しいかなど誰にもわかるはずがない。ただ、多くの人々は、戦争をしたいなどとは思わないだろう。一部の権力者と国という得体のしれないものに人々は犠牲になるのだろうか。メディアすら信用できない今の世の中で、何が真実かは、わからない。イラク戦争の際の大義であった大量破壊兵器は見つからなかったし、のちの調査でも大量破壊兵器の存在は認められなかった。アメリカは人権を高らかに掲げるが、アメリカ建国の歴史は原住民の人権侵害の歴史に他ならない。

 自らが、大量破壊兵器を所有するにもかかわらず、他国の思想を、ならず者と決めつけ、大量破壊兵器所持を理由に武力を行使する。そんな国と日本は、同盟関係にあるということを忘れてはならない。日本の平和を守るために、おかしいとわかっていても、表立って、アメリカを非難したりすることはできない。そんな、葛藤を抱えながらも、我々は、平和を享受している。我々の平和は、多くの世界の悲しみの上に成り立っているように思えてならない。

 世界全体に戦争や紛争のない日がいつの日か訪れることを心から願っています。これから、世界がどのように流れていくのかまだわからないけれど、自分の周りの平和のありがたさを今一度感じてみてはどうだろうか?

 私は今、平和であることの「幸せ」を感じています。

 それでは、皆さん今日も「幸せ」感じていきましょう!

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